寝違えとは首のねん挫です。
と言っても、首だけではなく肩や背中に起こる事もあります。
ねん挫は瞬間的に捻ったことで発生することもあれば、長時間軽く捻った状態で伸ばされ続けた場合でも発生します。
原因は主に寝ている時の姿勢です。
長時間無理に首を曲げて寝てしまったり、枕が合っていなかったり、
寝返りをあまりしなかった等々、寝ている間に首に負担をかけてしまっていると寝違えてしまいます。
また、首や肩がこっていたり、疲労が溜まっていると寝違えやすくなります。
程度は少し違和感があるくらいから、激痛でまったく首が動かない状態まで様々ですが
こじらせてしまうと症状が長引いたり、それが頭痛や肩コリの原因になりますので、早めにしっかり治しましょう。
寝違えてしまった時はすぐに来院して下さい。
色々な事情ですぐに来院できない場合はまず患部を氷かアイスノン等でアイシングをしてください。
手首や足首などの捻挫を経験した事がある方はご存知かもしれませんが、捻挫の受傷直後は患部に炎症が起きます。
寝ちがいは手首や足首のように腫れがわかりやすい部位ではありませんが、熱をもっている感じは分かるかもしれません。
まず冷やして、なるべく負担の無いように安静にしましょう。
特に冬場は寒いと肩をすぼめたり、首や肩に負担がかかる事が多い季節です。
風邪やインフルエンザ対策と同時に首や肩のコリや疲労にもお気を付けください。